3月20日火曜日、第143回卒業証書授与式が体育館で行われました。男子22名、女子20名、計42名の6年生が、全校児童が見守るなか、卒業しました。
自画像や習字の掛け軸、卒業制作のオルゴールなどを飾ったパネルの間から、卒業生が在校生の拍手のなか入場しました。
練習のときとは、またちがって、この日はどの児童もきりっとした表情で男子はネクタイにジャケットやカーディガン、女子もそれぞれスカートにジャケットといった正装で壇上に並びました。
本年度卒業する6年生は、仲間を大切にし、明るく、エネルギーにあふれた個性ある学年でした。式辞では、「元気・笑顔・真心いっぱい」をテーマに全校を引っ張り、「飯野オリンピック」「運動会」「児童発表会」と下級生の面倒をよくみて、先頭に立って活躍し、白根飯野小学校の伝統をひきついでくれたことを語り、「つねに学ぶこと」の大切さと、3月に国語で学習した「谷川俊太郎氏の詩、『生きる』」のメッセージを贈る言葉としました。南アルプス市からは大堀卓教育委員氏が教育長のメッセージを、PTAからは見尾会長が祝辞を述べられました。
卒業記念品の授与のあと、在校生との呼びかけを含む「門出の歌」がはじまりました。卒業生からは小学校生活の思い出と感謝、中学校に進む決意が、在校生からは卒業生への感謝がかわされました。卒業生は「ふるさと」「3月9日」、在校生は「Tomorrow」の合唱がありました。在校生の力いっぱいの歌や呼びかけに、卒業生もしっかりと呼びかけ、歌い上げ、卒業式のクライマックスとなりました。最後に会場の拍手の中、卒業生が退場し、白根飯野小を巣立っていきました。