2月8日(水曜日)3年生の最後の授業参観は、地域に長く伝わるお祭りである「若宮神社のお灯篭まつり」について学習会をおこないました。南アルプス市教育委員会、文化財課の斉藤さんを講師に招き、このお祭りが残っているのは県下でも飯野地区であること。また、道祖神との関わりもあることなど、民俗学的なお話を聞くことができました。
また、この祭りでは若宮神社の参道に各区から「ちょうまたぎ」という提灯や花飾りを装飾した櫓のような立派なものが並びます。「ちょうまたぎ」は前日に各区の道祖神に飾り、翌日は解体して若宮神社に飾ります。この作業はとても大変なものです。なぜ今日まで大切にされてきたのでしょう。もう一人の講師に、本校の学校評議委員でもある南アルプス市会議員の飯野久さんを講師にまねき、地域で協力してお祭りを支えているようすについて、お話をうかがいました。子どもたちからは活発な質問が出され、充実した学習会になりました。