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いじめ防止学習会(9月12日) (2017年9月13日)

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いじめ防止は、もっとも重要な教育課題です。平成25年国は「いじめ防止対策推進法」を制定し、それに基づき、県、市町村、学校、保護者のそれぞれが責任をもち、社会全体でいじめを防止しようと取り組んでいます。

本校でも、南アルプス市教育委員会と連携し、PTA総会の資料でもお伝えしたように、「学校いじめ防止基本方針」(HPの「学校のひろば」に掲載してあります)を策定し、アンケートやQ-U調査、日頃からの人権教育をすすめ、取り組んでいます。

この取り組みのひとつとして、9月12日、5校時 いじめ防止学習会を6年生を対象に行いました。まず、この法律をわかりやすく解説し、第四条に「いじめをしてはいけない」と明記されていることを紹介し、いじめ行為が法令違反になること、社会全体でいじめ防止に取り組むことを伝えました。

特に「死ね」「消えろ」「○○菌」というような、人格を否定する言葉、集団での無視や、からかいなど、人格を攻撃することは人権を無視していて、NO!であること、誤った行為や、間違った行動については、その行為を叱責することはOKと、誤った行為の叱責と人格の攻撃の違いについて具体的にとりあげました。

また、いじめには、加害者、被害者のほかに、観衆(いじめ行為をはやしたてておもしろがる者)、傍観者(見て見ぬふりをする者)の4者があり、いじめのある集団はそのどれかに属していること、そして、観衆や傍観者が否定的な態度や、メッセージを与える(「STOP!いじめ」)ことが重要であること。逆になると、いじめがエスカレートすることなど学習しました。

いじめはどこの学校、どこのクラスでも起こりうることを意識して、引き続き全職員で取り組みを続けます。保護者や地域の方々のご理解ご協力をよろしくお願いします。