4年生社会科見学 徳島せぎめぐり (2025年10月30日)
💧徳島堰に学ぶ 先人の治水と利水の知恵 🏞️
先日、4年生は社会科見学として、ふるさと南アルプス市の暮らしを支える「水」の歴史を学びました。見学では、昔から今も使われている史跡を巡り、文化財課の方から詳しくお話を伺いました。
驚き!「水がない」ふるさとの過去
児童たちは、南アルプス市が御勅使川(みだいがわ)と釜無川に囲まれているにもかかわらず、かつては「原七郷は、月夜でも焼ける」とさえ言われたほど、水が乏しい地域であったことを知って驚いていました。
知恵の結晶「徳島堰」
水のない困難な状況を打開するため、昔の人が知恵を出し合い、多くの労力をかけて築き上げたのが「徳島堰(とくしませぎ)」です。この堰が、遠い韮崎市の取水口から南アルプス市まで水を引くことを可能にしました。
文化財課の方の解説を聞きながら、今、目の前に広がる南アルプス市の豊かな田園風景が、昔の人の知恵と、計り知れない努力によって実現したものであることや当たり前のように利用している「水」が、いかに大切に守り継がれてきたのかを実感しました。
この見学を通して、児童たちのふるさとを大切にする気持ちと、先人への感謝の思いが一層深まりました。
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