６月２３日、４年生が駒場浄水場へ校外学習に出かけました。この学習の目的は、私たちが普段飲んでいる水道水が、どのようにして家庭や学校に届けられているのかを学ぶことです。浄水場では、まず、御勅使川から取り入れられた水が、どのようにきれいになっていくのか職員の方の説明を聞きながら見学しました。最初に濁っていた川の水が、いろいろな過程を進みながら透き通るきれいな水になっていく様子に、子どもたちは皆、興味津々でした。水の変化を目の当たりにし、その技術に驚きの声が上がっていました。子どもたちは、厳しい基準をクリアするために働いている人たちが努力し続けているかこそ、安全でおいしい水道水を飲むことができることに気づきました。

みんなの安全を守る「金魚」に興味津々！

特に子どもたちの目を引いたのは、私たちの安全を守る金魚の存在でした。駒場浄水場では、川の水の安全性を最終的に確認するため、なんと金魚を飼育しています。このユニークな方法に、子どもたちは「なぜ金魚なの？」「金魚がどうやって教えてくれるの？」と、次々と質問を投げかけ、水の安全を守るための工夫に感心している様子でした。

この校外学習を通して、子どもたちは水道水の裏側にある多くの人々の努力と、最新の技術、そして金魚のような意外な工夫にふれることができました。普段何気なく使っている水道水への感謝と、その大切さを実感する貴重な学びとなりました。