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山梨の竹とんぼ (2018年11月9日)

山梨の竹とんぼと泥団子

本校校長室前の廊下には、本校職員が作成した竹とんぼや泥団子が陳列されています。その職員は、自然や地域の人々の文化を大事にされる方で、更には実際に地域の方に教えを乞い、製作してしまうほどの思いの入れようです。製作した竹とんぼや泥団子は、そこを通る子供たちにとって興味・関心を高めてくれるスペースになりました。以下に、職員の作品に関するコメントを載せておきます。

コメント:『半世紀ぐらい前に隣に住んでいる方から山梨の竹とんぼの作り方を教わった。山梨の正造おじさんによると竹とんぼの特徴は羽の周りが丸くなっていることだ。おじいさんは一般的な竹とんぼと区別して『山梨の竹とんぼ』と言っていた。人が安心して安全に生きられるようにと竹とんぼに思いを込めている。

 泥団子粒で生泥団子にしてみました。礫(つぶて)は戦いに使われ石谷ところを固めて団子にして武器として投げられていた。古武術では、ちょうど手ごろな大きさに作ることができる。土に水を薄めて徐々にちょうどよい硬さにして丸めて乾かす。石のように硬くなる。泥団子はその後丁寧に磨くとできる。礫を泥団子にして世界が平和になるように心を込めて作成した。この山梨の竹とんぼと泥団子は自然の中でお互いが美しく存在するように表している。山梨竹とんぼ友の会所属』